ツブヤキノコ

たまには。

つらつら考えたりもします。



人と人が関わる意味。
自分と同じ趣味嗜好が合うから楽しいのか、
正反対だから惹かれるのか。
自分一人でも充足完結している世界があって、
それでも出ていくのは肯定か賛美か。否定か。



実は結構根暗な私ですが、最近また自分の中で変革が起きているなと感じています。

色んな土壌と環境があって、今の私の核が出来上がったのだと思います。
今は、よっぽどの人でない限り、褒めてもらえる名前も、幼少時は、よくからかわれました。

泣いて帰って母親の眉毛が八の字になってるのは今も覚えてます。名前変えてって100回くらい言ったかも。

幼稚園からメガネっ子で容姿的にはどちらかというと残念な感じでした。
それでも両親にはきっと可愛がって育ててもらえたようで、ある程度までは自信満々に育っていたように思います。おてんばさんだったみたいだし。

でも、小学校半ばくらいからかなー、女子が女子に成長する頃。
コテンパンにズタズタに全否定してくれた子がいまして。
本当にそりゃぁもう細かく私の残念な所を丁寧に教えてくれまして。
今では服もメイクもそれなりに自分なりの落とし所が分かってきましたが、足の太さだけはその当時からの棘が抜けません（笑）多分墓場までコンプレックスだろうなぁ。

それからですかね、なんかちょっと卑屈になりましたね。私はモブなんだなぁと。
心のどこかで人付き合いがおっかなびっくりになっていく感じ。


わりとトラブルも多かったです（笑）
自分ではモブに徹してるつもりだったんですけど、なんか鼻もちならなかったんでしょうか。
学校行かない時もありました。

学生の時は学校という場所が全てですから、そりゃあもう恐ろしかったです。
最近まではそういう嫌われたり虐められたりしていた自分が情けなくて恥ずかしくて、自分のなかで「絶対見えないBOX」に入れっぱなしにしてました。

周りの人に恵まれて何とか転校もしなかったし、高校での出会いで私にとって心のプラスになる方向に来れたなぁと、今は思ってます。
高校時代の過ごし方が良かったかと言われれば、凄くもったいない時間の過ごし方だったなと反省はしてますが（笑）


今でも人に対しては少し臆病な部分もあります。
でも、今、接客業をするにあたり、この心持は多少なり役立ってくれてるものだと思っています。
お客様の小さな機微に気付きやすいし、伝えるのが苦手なお客様を誘導するのにも活躍するように思います。


はつらつとして、心の底からまっさらで、少しだけ鈍感な、天真爛漫な人に憧れます。
いいな～って、思います。


だけど、今はなりたいと思わなくなりました。
今、私は私の仕事のスタイルが好きで、きっとそんな人になれたら出来なくなっちゃうと思うので。

ビクッてなることもいまだにあるし、そんな自分は情けないけれど、でも、それでも好きです。


だからそろそろあの頃の、仕舞っていた分の自分も箱から出して、可愛がってあげたいなと。




自分の場所があるのって、大きいですね。

1人大好き。

でもあれです。ご飯はやっぱり誰かと食べた方が美味しいんです。
もっともっと私のために、沢山の出会いを探したい。
そういう後ろを向きながら前に進んでる今日この頃です。